Top Message

トップメッセージ

 

日東ベストは常に新たな道を切り拓き高度な品質の付加価値のある商品を皆様にお届けして参ります。


代表取締役社長執行役員 塚田 莊一郎

日東ベストは、日東食品製造が平成6年に関連会社6社を吸収合併して誕生しました。

社是である「食品産業の分野において広く社会に貢献する」の通り、昭和12年に前身の日東食品を創業して以来、多くの皆様に美味しい食品をお届けするため、製造技術の向上に取り組むだけでなく、白桃缶詰の輸出が盛んになると、社内で桃栽培技術者を養成し、栽培指導や桃苗木を提供して特約組合を設立し原料を調達、あるいは、コンビーフの製造が盛んになると、原料肉となる牛の飼育を県内農家に奨励して原料を確保するなど、地域の皆様にご協力をいただきながら、地域の皆様とともに成長して参りました。  
農産缶詰、畜肉缶詰の製造に特化していた時代から徐々に、世の中の食に対するニーズの変化、多様化もあり、冷凍食品の製造を開始し、専門メーカーから様々な品目を製造する食品メーカーへの変貌を遂げ今日に至ります。
「食は、人の天なり。よく味はひを調へ知れる人、大きなる徳とすべし」
吉田兼好の「徒然草」の一節です。「食べるということは人間にとってきわめて大切なことである。旨い料理ができるということは、人間の一つの徳と考えても良い」という意味ですが、この一節とともに、「逆にいうと目方を誤魔化す、あるいは、嘘をつくような人間には旨いものはつくれないぞ、と教えていることになる」ということを、我々は先輩方から受け継いでいます。食品を製造・販売する我々にとっては心構えのようなこの一節を大事にしながら、今も昔も美味しい食を提供することは社会において非常に大切な役割であり、かつ幸福なこと、そして責任の重いことであると考えています。
この一節を具現化することが我々日東ベストの使命であり、そのための努力は決して惜しむことなく全社を挙げて取り組んで参ります。
今後とも皆様の変わらぬご支援ご協力のほど心より宜しくお願い申し上げます。

2024年4月1日

日東ベスト株式会社
代表取締役社長執行役員 塚田莊一郎