検査体制

アレルゲン表示妥当性を確認するためのアレルギー物質の分析を行っております。
「乳」・「卵」・「小麦」アレルゲンを含まないデザート「フレンズスイーツ」、おかずとなる「フレンズミール」の各シリーズは、専用工場で製造を行っております。使用する原料は事前にチェック、製品は毎日完成後にアレルゲン検査を行い、安全性を確認して出荷しております。

特別用途食品えん下困難者用食品「エスジーなめらかトマト」、及び飲み込み易さに配慮した「SGシリーズ」と病院と福祉施設向けの軟菜食「HGシリーズ」のUDF*マーク商品において、規格基準に適合しているかの確認を行っております。

*UDF
「ユニバーサルデザインフード(UDF)」とは、日常の食事から介護食まで幅広くお使いいただける、食べやすさに配慮した食品です。
「かたさ」や「粘度」に応じて、日本介護食品協議会により制定された4段階に区分されています。「かむ力の目安」「飲み込む力の目安」を参考に商品（区分）を安心して選んでいただけます。

製造した製品はもとより、使用する原材料や製造工程においても微生物検査を実施して、総合的な衛生管理を行っています。県内８工場は中央研究所にて、県外工場は各事業所にて迅速な検査を心がけております。

お客様からのご指摘に対しては、FT-IR検査装置*、デジタルマイクロスコープ、電子顕微鏡などの分析機器やその他理化学分析手法を活用して、迅速な異物鑑定を心がけております。

*FT-IR検査装置
フーリエ変換赤外分光光度計（FTIR）は、分子の構造や官能基の情報を得ることができ、物質定性・同定に関する有効な情報を得ることができます。