トップメッセージ

　当社は、1937年に創業して以来、食品業界において、常温食品である缶詰から始まり、1960年代には冷凍食品、そしてチルド食品を開発し、現在も製造、販売を続けています。
　当社がこのような長きに渡って食品会社として成長し続けることができたのは、お客様にとっての安全で安心な食品を作ることを最優先事項とし、高度な商品を生み出す開発力、それを製品化する確かな製造技術、そしてそれら商品を広くお客様に知っていただき、満足してご利用いただく販売力があるからこそです。
　これらの力は、もちろん一朝一夕で築けるものではありません。我々の多くの先輩方が長い歴史の中で築き上げてきたものであり、今を生きる我々がそれを受け継ぎ、定着させ、そして時代とともに新しい視点で進化させているのです。
　企業の成長のためにはそこで働く人々の成長が欠かせません。例え少しずつだとしても、従業員一人ひとりが常に成長が感じられる会社でありたいと思っています。
　新入社員の時は、毎日が初めて聞くもの、見るもの、知るものの連続で、とにかくそれを吸収することに一生懸命になります。何年か経って、少しずつ仕事に慣れてくると、「初めて」という体験は少なくなってきます。「初めて」の体験が減ってしまう一方で、自分が任されている仕事の経験は積み重なっていきます。毎日が同じ仕事の繰り返しのように見える業務もあるかもしれません。しかし、実は繰り返すことによって自分自身はその仕事を習熟し、より正確に遂行することができるようになります。そういった経験の積み重ねこそが、自分の成長そのものなんです。そして、成長に欠かせないものは本人の意欲と好奇心、そして職場環境です。我々は、意欲と好奇心をもった人財の成長を常に応援しています。
　100年企業に向かって、一緒に、おいしさと笑顔のあふれる道を創り出していきましょう。